コラム
【世田谷区用賀】筋トレの停滞期に起こる体内変化

― 成果が止まったと感じたとき、身体の中では何が起きているのか ―
【Simple Workout 用賀】
筋トレやダイエットを始めると、多くの方が最初にこう言います。
「思ったより早く体が変わりました」
「体重も落ちて、周りからも痩せたと言われました」
しかし、その後ほぼ確実に訪れるのが
**「停滞期」**です。
体重が動かない 見た目が変わらない 筋力が伸びない モチベーションが下がる
Simple Workout 用賀に通われているお客様の中でも、
この停滞期をどう捉え、どう行動するかで
数ヶ月後の結果が大きく分かれます。
本記事では、
「停滞期=悪いもの」という誤解を解き、
身体の中で実際に起こっている変化を段階的に解説していきます。
停滞期とは「身体が変わらなくなった状態」ではない
まず大前提として知っておいてほしいのは、
停滞期は
❌ 努力不足
❌ 才能がない
❌ 年齢のせい
ではありません。
停滞期とは、
これまでの刺激に身体が適応しきった状態です。
人の身体は常に
できるだけ少ないエネルギーで 同じ動作を 安全に行う
ことを優先しています。
つまり、
停滞期は「サボり」ではなく
身体が非常に優秀に働いている証拠なのです。
停滞期に起こる体内変化①

神経系の最適化が進んでいる
筋トレというと「筋肉」ばかりに注目されがちですが、
実は初期の変化の多くは神経系の発達によるものです。
トレーニング開始初期には、
筋肉への指令がスムーズになる 余計な力が抜ける 協調性が高まる
ことで、筋力が一気に伸びます。
しかし停滞期に入ると、
神経の興奮レベルが安定 同じ刺激では新たな学習が起こらない
状態になります。
👉 これは脳と身体が「慣れきった」状態です。
その結果、
筋力も筋肥大も目に見えた変化が出にくくなります。
停滞期に起こる体内変化②

筋肉が「壊れない」ため成長しない
筋肉は、
壊れる 回復する 以前より強くなる
というサイクルで成長します。
停滞期には、
負荷 可動域 テンポ 緊張時間
すべてが身体にとって想定内になっています。
その結果、
微細な損傷が起きない 成長のスイッチが入らない
という状態になります。
👉 これは「効いていない」のではなく、
刺激が成長ラインを超えていないだけです。
停滞期に起こる体内変化③

基礎代謝低下は「生命維持反応」
特にダイエット目的の方に強く現れるのが
この体内変化です。
摂取カロリーが少ない状態が続くと、
身体は次のように判断します。
「この環境ではエネルギーを節約しなければならない」
すると、
心拍数低下 体温低下 自律神経の活動低下 無意識の動き減少
が起こり、
消費カロリーそのものが下がります。
👉 これが
「食べていないのに痩せない」
「前より太りやすくなった」
と感じる正体です。
停滞期に起こる体内変化④

ホルモン環境が「痩せにくい状態」へ傾く
停滞期はホルモンバランスにも大きく影響します。
● 食欲ホルモン
レプチン低下 グレリン増加
➡ 食欲が抑えにくくなる
● 成長ホルモン
分泌量低下
➡ 回復・脂肪燃焼が進まない
● ストレスホルモン
コルチゾール増加
➡ 疲労感・睡眠の質低下
Simple Workout 用賀では、
停滞期=ホルモンが乱れやすい危険ゾーンとして
運動量よりも「回復戦略」を重視します。
停滞期に起こる体内変化⑤

体重が動かない理由は「中身の入れ替え」
体重は単なる数字です。
停滞期には、
脂肪が減る 筋肉が増える 水分量が変動する
という複数の変化が同時に起こりやすく、
結果として体重が変わらないことがあります。
しかし実際には、
ウエストが細くなる ヒップが上がる 姿勢が整う 肩こり・腰痛が改善する
といった「質の変化」が進行しています。
停滞期にやってはいけない行動(超重要)
停滞期に最も多い失敗は
**「努力量を増やすこと」**です。
❌ NG行動
食事を極端に減らす 毎回限界まで追い込む 有酸素運動だけ増やす 休養を削る
これらは、
代謝のさらなる低下 ホルモン悪化 怪我・燃え尽き
を招き、
停滞期を長期化させます。
Simple Workout 用賀の停滞期アプローチ

当ジムでは停滞期に対し、
以下の視点からアプローチします。
① 刺激の「質」を変える
重さ → 動作精度 回数 → 可動域 筋トレ → ピラティス併用
② 身体の使い方を再教育
姿勢評価 呼吸パターン改善 使えていない筋の活性化
③ 回復を最優先に設計
トレーニング頻度調整 食事量の適正化 睡眠・自律神経ケア
これにより、
停滞期後の変化が一段階大きくなります。
停滞期は「伸び悩み」ではなく「土台作り」
停滞期は、
身体が無駄を削ぎ落とし 効率的な動きを覚え 次の刺激を待っている
状態です。
ここで正しく調整できた人ほど、
その後の変化は大きく、安定します。
まとめ|筋トレの停滞期は「結果が出なくなった時期」ではない

筋トレの停滞期という言葉には、
どこかネガティブな響きがあります。
もう伸びないのではないか 努力が無駄になったのではないか 自分には向いていないのではないか
多くの方が、こうした不安を感じるのも無理はありません。
しかし、本記事を通してお伝えしてきた通り、
停滞期は「身体が変わらなくなった状態」ではありません。
むしろ、
これまで行ってきたトレーニングや生活習慣が
身体にしっかりと定着した証拠であり、
次の段階へ進むための「準備期間」なのです。
もし今、
頑張っているのに結果が出ない 何が正解かわからなくなった このまま続けていいのか不安
そんな気持ちを抱えているなら、
それは身体が次の段階へ進む準備をしているサインかもしれません。
Simple Workout 用賀では、
停滞期こそ一人で抱え込まず、
一緒に身体の状態を整理することを大切にしています。
成果が止まったと感じたときこそ、
あなたの身体は確実に前へ進んでいます。
停滞期は、終わりではありません。
本当の変化のスタート地点です。
